スローカロリーの認知に関するアンケート調査報告

2019年5月30日

2015年2月に始まった一般社団法人スローカロリー研究会とその普及啓発活動も、5年目に入りました。
その活動が、医療や保健指導など健康づくりに携わる専門職の間で、どのように認知されているか、調査を実施しました。

調査結果は、スローカロリーの認知度、理解度もまだまだ低く、また糖質やカロリーコントロールそのものに対する理解度も十分ではないことが分かりました。 今後、専門職に対する一層の普及啓発活動と、そのための情報提供活動が求められているものと考えられます。

調査対象 下記、8,800名にメールにて質問、回答を得た。

スローカロリー研究会に登録している専門職1,031名
保健指導リソースガイドに登録している専門職7,762名

有効回答:98名(下記は複数回答)
職種別内訳:保健師 36名
      管理栄養士・栄養士 34名
      看護師 24名
      その他 22名

Q1.
「スローカロリー」という言葉をご存じですか?(n=98)

Q2.
Q1で「知っている」と回答した方にお聞きします。「スローカロリー」の考え方をどの程度理解していますか?(n=75)

Q3.
Q1で「知っている」と回答した方にお聞きします。「スローカロリー」の考え方を実際の指導で実践した(伝えた)ことがありますか?(n=75)

Q4.
Q3で「実践している」と回答した方にお聞きします。どのような方を対象に実践していますか?(複数回答可)(n=43)

Q5.
「炭水化物」と「糖質」の違いを理解していますか?(n=98)

Q6.
カロリーコントロールと糖質コントロールの違いを理解していますか。または指導をする際に説明できますか?(n=98)

Q7.
Q6で「なんとなく理解している」「全く分からない」と回答した方にお聞きします。カロリーコントロールと糖質コントロールの違いについて 興味がありますか?(n=57)

Q8.
「パラチノース」という糖質を知っていますか?ゆっくり吸収される糖質エネルギー源です。(n=98)